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ISHA 2025 参加報告

横浜市立大学大学院 2年目 小倉 和成


 お世話になっております。横浜市立大学大学院2年目の小倉和成です。先日、福岡国際会議場で開催された 国際股関節鏡学会(International Society of Hip Arthroscopy; ISHA)2025 に参加いたしました。会期は 2025年10月2日(木)〜4日(土) の3日間で、local hostは稲葉 裕教授、内田宗志先生、日本股関節鏡研究会(JSHA)の会長は小林 直実先生でした。世界中から股関節鏡視下手術のエキスパートが集い、活発な議論が繰り広げられました。


 私は「Does Residual Impingement occur after Arthroscopic Osteochondroplasty even under the Navigation Assistance?」という演題で口演発表を行いました。本研究では、ナビゲーション支援下に行われたCam切除術においても術後に残存インピンジメントが生じ得ることを、CTベースの3Dシミュレーション解析により検討しました。質疑応答では海外の先生方からも鋭い質問をいただき、このテーマへの国際的な関心の高さを実感しました。英語での発表とディスカッションの難しさを痛感する一方で、自身の研究を世界に直接伝えられたことに大きな達成感を覚えました。


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初めての国際学会ということもあり、会場では終始緊張していましたが、夜に開催された Gala Dinner では、各国の著名な先生方と直接お話しする貴重な機会を得ました。緊張のあまり英語が思うように出てこない場面もありましたが、温かい雰囲気に助けられ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。


 ISHAは股関節鏡視下手術分野で最も影響力のある国際学会の一つです。発表を通じて世界の最先端の研究動向に触れることができ、自身の研究の方向性を改めて見つめ直す良い機会となりました。


 今回の発表にあたり、ご指導いただいた 小林 直実准教授、稲葉 裕教授 をはじめ、研究にご協力いただいた先生方に心より感謝申し上げます。今後もこの経験を糧に、より質の高い研究成果を発信できるよう努めてまいります。


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横浜市立大学メンバーの皆様、またお世話になっている小林先生、東平先生と会場で撮影した写真を添えて。


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福岡といえばやはり豚骨ラーメン。学会期間中、気づけば2日連続で同じ店の豚骨ラーメンを食べてしまいましたが(笑)、それも良い思い出です。


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