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国際学会(APMSTS 2025 in Bali) 参加およびBEST PLENARY AWARD受賞報告

吉田智隆(腫瘍チーム・社会人大学院4年)


このたび、2025年10月8日~11日にインドネシア・バリ島で開催された 第15回 Asia-Pacific Musculoskeletal Tumor Society(APMSTS)学会 に参加いたしました。大本学会は、四肢温存外科医国際学会(ISOLS) から派生した組織であり、アジア太平洋地域における骨・軟部腫瘍診療および研究の発展を目的に設立された国際学会です。

大学院最終年度を迎えるにあたり、今後も骨・軟部腫瘍診療を継続していく決意をもって本会に参加いたしました。


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学会2日目には、異文化交流の一環として早めにセッションが終了し、シティツアー(City Tour) が企画されました。参加者は現地文化を体験しながら、各国の医師や研究者と交流を深める貴重な時間を過ごしました。日本からの参加者とも移動中に多くの意見交換を行い、若手骨軟部腫瘍外科医としての視野を広げる機会となりました。


バリのシンボルタワーはGaruda Wisnu Kencanaとガイドさん
バリのシンボルタワーはGaruda Wisnu Kencanaとガイドさん

自分の発表は学会3日目に行われ、メインホールにて発表の機会をいただきました。演題はUsefulness of Continuous Local Antibiotic Perfusion (CLAP) Therapy for Periprosthetic joint infection Following Bone Tumor Surgeryです。

発表後には、インドや台湾の先生方から質問をいただき、拙いながらも英語で質疑応答を行うことができました。


同期がうまく答えられている風の写真を収めてくれており、良い記念となりました✨
同期がうまく答えられている風の写真を収めてくれており、良い記念となりました✨

学会3日目の夜には、各国の参加者が集う Gala Dinner が開催されました。

豪華な料理に加え、各国チームによる余興が披露され、会場は大いに盛り上がりました。

私は日本チームの一員として「Bling-Bang-Bang」のダンスに参加し、参加者全員が診療の合間を縫って練習していたことから、

日本人骨軟部腫瘍外科医の団結力と熱意を強く感じる機会となりました。


同行した同期である東海大学・野村先生、国立がんセンター・板野先生との親交も深まり、非常に充実した時間を過ごしました。
同行した同期である東海大学・野村先生、国立がんセンター・板野先生との親交も深まり、非常に充実した時間を過ごしました。
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学会最終日の閉会式では、各賞の発表が行われ、私の発表が「BEST PLENARY AWARD」に選出されました。この受賞は、これまでのWAIOTでの発表経験や運営補助、そして日々の臨床・研究活動での積み重ねが評価されたものと感じております。

改めて、日々ご指導を賜っている 稲葉教授 をはじめ、崔先生、根津先生、竹山先生、川端先生、腫瘍チームの皆様に深く感謝申し上げます。

最初から最後まで非常に充実した学会参加となり、多くの学びと刺激を得ることができました。今後も本学会での経験を糧に、骨軟部腫瘍診療の発展に貢献できるよう努めてまいります。



横浜市立大学整形外科学教室

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