
横浜市立大学 運動器病態学 助教
横浜市立大学 整形外科 手外科・再建外科 チーフ
仲 拓磨
整形外科専門医
日本手外科学会専門医
橈骨遠位端骨折診療ガイドライン策定委員会委員
Japanese Association for Biological Osteosynthesis世話人
チーフよりごあいさつ
横浜市大では手外科診療は、2018年度までは腫瘍・上肢クリニックとして、2019年度にスポーツクリニック発足後からはスポーツ・上肢クリニックとして診療を行ってきました。2022年度に私が大学病院に赴任させて頂き、同時に手外科専門診療を開始させていただきました。その後手術件数も徐々にふえ、手外科診療が大きくなってきたこともあり、この度2026年度から手外科・再建外科として独立したクリニックとして運営する運びとなりました。
手外科とは
手は人体の中で最も精巧な器官です。そのため手を扱うには専門的な知識と技術が必要になります。手には多くの骨・関節を含み、それぞれが独特の機能・動きをもちます。手の複雑な運動は多くの筋肉・腱が共同して作用することで機能します。またその運動は手指からの感覚のフィードバックをうけて常に調整されています。さらに手は表情をもち外見的な美しさも重要です。手の診療には、骨・関節のみでなく、腱・神経・皮膚などを含めた総合的な診療能力を要しますが、手外科医はこういった技術・知識を有した専門家です。
再建外科とは
再建とは腫瘍や外傷などで失われた、組織・機能を取り戻す(再建)ことです。再建には失われた皮膚や筋肉のなどを、組織移植により取り戻す軟部再建、骨移植による骨再建、また動きや感覚を取り戻す機能再建があります。機能再建は神経の縫合・移植や、腱の移植、移行(腱のつけかえ)などにより機能を再建します。再建外科では失われた組織・機能を最大限取り戻す手術を行っています。
手外科とは
手は人体の中で最も精巧な器官です。そのため手を扱うには専門的な知識と技術が必要になります。手には多くの骨・関節を含み、それぞれが独特の機能・動きをもちます。手の複雑な運動は多くの筋肉・腱が共同して作用することで機能します。またその運動は手指からの感覚のフィードバックをうけて常に調整されています。さらに手は表情をもち外見的な美しさも重要です。 手の診療には、骨・関節のみでなく、腱・神経・皮膚などを含めた総合的な診療能力を要しますが、手外科医はこういった技術・知識を有した専門家です。
当クリニックの受診について
当クリニックでは様々な手の問題に対して、個々の患者さんが抱える問題・ニーズに応じて治療法を提案し、一緒に治療を行っていくことを大切にしています。
手の症状でお困りの患者さんがいらっしゃれば是非ご紹介ください。また腫瘍・外傷などで再建が必要と思われる患者さんがいらっしゃれば、個々に応じた必要な再建を行っておりますので、是非ご紹介ください。
手外科・再建外科の扱う疾患
手の外傷
骨折、靭帯損傷、神経損傷、腱損傷など手の外傷を幅広く診療しています。手の骨折で最も多い骨折は橈骨遠位端骨折ですが、適切なプレート選択と確実な手術手技により早期の機能回復が得られます。

手の変性疾患
変性疾患はさまざまありますが、特に母指CM関節症の診療に力をいれています。母指CM関節症は中高年の女性に多く、母指の付け根(CM関節)の変性により、疼痛・機能障害を起こします。関節鏡と人工靭帯による低侵襲手術を行っており、良好な除痛、機能獲得が獲得できます。

再建
皮弁、筋弁、植皮術や血管柄つき骨移植といった技術をもちいて四肢、体幹の骨・軟部組織再建を行っています。悪性腫瘍切除や外傷・感染のために、広範囲の組織欠損ができた場合に他の部位から組織移植を行います。また腱移行などによる機能の再建も行います

