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- 第89回日本整形外科学会学術総会 | 横浜市立大学整形外科
第89回日本整形外科学会学術総会 2016年5月12日~15日 開催 第89回日本整形外科学会学術総会(JOA2016)を平成28年5月12日(木)から15日(日)までの4日間、パシフィコ横浜会議センター、国立大ホール、展示ホール、インターコンチネンタルホテルを会場として開催させていただきました。 わが国における整形外科関連学会としては最大規模の伝統ある本学術総会を横浜の地で、10年ぶりに開催できましたことを大変光栄なことに存じます。会長に推挙していただいてから3年間に渡り、ご指導いただきました日本整形外科学会の理事会、学術集会運営委員会をはじめとする各委員会の先生方、会員の皆様に心より御礼を申し上げます。 本学術総会の基調テーマは「伝承、革新、そして新たな伝統:Transmission, Innovation and Tradition to the Next Stage 」といたしました。現在は、多くの情報が瞬時に入手できる時代であります。そして、情報技術やコンピュータテクノロジーの急速な発展により、医療分野においても革新的な技術や新しい手術機器が次々に導入されております。また、新しい専門医制度の構築や、医学部のグローバルスタンダードに沿った教育改革などまさに新しい時代へと移り変わろうとしております。しかし、これらの新しい技術の基盤には、現在までに諸先輩方が創意工夫をもって開発された治療法があることを忘れてはなりません。日本には関節、脊椎、手外科などの領域で先達が独自に開発し、発展させてきた手術術式や業績があります。わが国独自に開発された治療法や医療技術も多く、今後の日本の整形外科医療をさらに発展させるためには、先輩方の基本的な考え方を知りながら新しい時代を迎えることが重要と考えます。そのため、これまでに発展してきた治療の概念や実際を若い先生方に伝承し、さらなる革新をもって新たな伝統を構築していく必要性を重んじ、このテーマといたしました。 本学術総会の準備にあたり、岩本幸英元理事長から日本整形外科学会のグローバル化が提案されましたので、まずは海外での本学術総会の周知を目的に英語版の小冊子やポスターを作成し、米国整形外科学会、欧州整形災害外科学会(EFORT)をはじめ、アジアで開催された学会などで配布し、広報活動を行いました。特に、プラハで開催されたEFORT2015では日本がゲストネーションとなり岩本先生が自ら講演で広報をしてくださいました。また、Bone & Joint Journal には今回の学術総会の開催記事を掲載でき、有意義な広報活動となりました。 次に、グローバル化の一貫として開会式を含め学会の運営を再考いたしました。開会式については、例年は初日の朝に開催しておりましたが、今年は初日のランチョンセミナー後の午後から開催し、世界の主要学会の会長に挨拶をお願い致しました。開会式では例年以上の多くの先生方に参加を頂き、また海外ゲストの参列も多く、非常ににぎやかになりました。 また、海外からの招待者には講演とともにシンポジストとして日本の整形外科医と本音で討 論していただけるようにプログラムを企画しました。日本国内と海外からの演者で構成したAmerican Academy of Orthopaedic Surgeons(米国整形外科学会)およびChinese Orthopaedic Association(中国整形外科学会)とのcombined symposiumを含むInternational symposiumを11セッション、さらにInstructional lectureを39セッション(63演題)企画し、海外からの招待演者はフェローを含め総勢64名になりました。人工関節の創始者であるChitranjan S. Ranawat先生、Lawrence D. Dorr先生、脊椎外科の大御所であるRobert W. Gaines先生、整形外科感染の権威であるJavad Parvizi先生などの世界的に著名な先生方から参加の承諾をすぐに頂き、改めて日本整形外科学会の底力を実感いたしました。 学術プログラムでは、関節リウマチ、骨粗鬆症、リハビリテーションなどの境界領域における整形外科の立場を改めて考える必要もあることから、特別講演として京都府立医科大学大学院運動器機能再生外科教授の久保俊一先生に「整形外科とリハビリテーション」 、東京大学大学院整形外科教授の田中 栄先生に「骨粗鬆症の現状と展望」 、新潟県立リウマチセンター名誉院長の村澤 章先生に「整形外科と関節リウマチ -滑膜切除から多職種連携-」 についてご講演していただきました。また、記念講演ではキヤノングローバル戦略研究所の松山幸弘先生に「医療改革の国際比較」 についてご講演をいただき、講演では数学者であり、エッセイストでもある藤原正彦先生に「日本の国柄‐日本人の情緒から考える整形外科医への提言-」 というタイトルで国際化の中での日本人としての自己認識の重要性についてお話しいただきました。 日本語セッションでは、29のシンポジウム、14のパネルディスカッションを開催して最新トピックについての討論をおこない、将来への発展性のある結論を導けたと考えます。2つのExpert lectureでは、仙台西多賀病院脊椎脊髄疾患研究センター長の国分正一先生と金沢大学大学院機能再建学(整形外科)講座名誉教授の富田勝郎先生に、豊富な経験から特に若手整形外科医へ向けたメンターとしてのご講演をいただきました。スマホ参加型セッション(10セッション)では参加者を交え活発な双方向型討論を行い、また「伝承と革新」シンポジウム(10セッション)では、各分野のエキスパートにより保存治療・手術手技における留意点や新しい知見について講演していただきました。そのほか、45の教育研修講演をおこないました。 学会初日には全員懇親会を大桟橋ホールで開催し、料理の鉄人対決(トゥーランドット游仙境オーナーシェフの脇屋友詞氏vs.横浜ベイホテル東急総料理長の曽我部俊典氏)やDixieland Jazzの生演奏など、多くの参加者に楽しい交流の場を提供できたものと思っております。 展示ホールで開催した企業展示も出 展社数150社、656小間と最大規模のものとなり、展示ホールをすべて使用することとなり、整形外科関連企業の拡大に改めて驚きました。会場ではそれぞれの企業や団体の最新情報とともに、『おもてなし』として中華街の味や横浜銘菓を参加者に提供いたしました。 学会4日目の日曜日にはロコモの認知度の向上を目的に、『ロコモティブシンドロームをご存知ですか?いつまでも健康で歩き続けるために』 と題して市民公開講座を開催いたしました。プロスキーヤーの三浦雄一郎氏とソウル五輪 銅メダリストの田中ウルヴェ京さんを特別講師にお招きし、厚生労働省老健局の佐原康之氏、横浜市健康福祉局局長の鯉渕信也氏、またロコモチャレンジ!推進協議会委員長の大江隆史先生に講演していただきました。総勢1,976名の市民の方々にご参加いただき、大変盛会となりました。横浜市健康福祉局ならびに横浜市体育協会の関係者の皆様に御礼申し上げます。 例年恒例で開催しているスポーツ大会では、野球とサッカーの他に、学会展示場内でのプレーが可能で、多くの参加者が応援できるスポーツとして、バスケットボール(3 on 3)を新 たな競技に加えて、開催いたしました。昨年度の途中で全国の大学にお願いして募集させていただきましたが、40校を超える参加校が集い、熱戦が繰り広げられました。前評判の高かった秋田大学が優勝しましたが、第2位の大阪市立大学の奮闘も目を見張るものがありました。野球はグラウンドコンディションの影響で1日延期となったため、準決勝まで勝ち進んだ弘前大学 と兵庫医科大学が同校1位となりました。サッカーでも素晴らしい熱戦が繰り広げられ、優勝は神戸大学で、準優勝は九州大学でした。早朝からの試合に参加された先生方におかれましては大変お疲れ様でした。スポーツ大会は運動器を扱う整形外科ならではのイベントですので、今後の継続と来年の熱い戦いを期待しております。 本学術総会の4日間の会期中は好天にも恵まれ、参加人数は11,941名を数えました。参加者の皆様には、日の光に輝く水面を行き交う船舶、ベイブリッジ、大さん橋国際客船ターミナル、赤レンガ倉庫、中華街、また開会式やセッションの合間に流しました映像、展示ホールで配布しました点心や横浜の銘菓などで、美しい港横浜の景色と味を堪能していただけたので はないかと思っております。本学術総会の企画と開催にあたってはさまざまな関係者の皆様のご支援を得ながら、横浜市立大学整形外学科教室と同門で準備と運営を担当させていただきました。このような大規模な学術総会を横浜で盛会裏に行うことができたのもひとえに多くの方々のご指導とご支援の賜物と衷心より御礼を申し上げます。 来年の第90回日本整形外科学会学術総会は東北大学の井樋栄二会長の下に平成29年5月18日(木)から21日(日)まで仙台で開催されます。多くの会員の皆様が参加され、学術総会を通じて整形外科学の益々の発展と、会のご成功を祈念いたしております。
- 骨軟部腫瘍クリニック | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
骨軟部腫瘍クリニックの紹介ページです。 Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 骨軟部腫瘍クリニック / 骨軟部腫瘍クリニック チーフよりごあいさつ 骨軟部腫瘍クリニック チーフ 根津 悠 はじめに 半年前から気付いたしこりがゆっくり大きくなっている、ということありませんか? そのようなしこりに悪性腫瘍の可能性があることをご存知でしょうか。「痛くなければ大丈夫」多くの方がそのような認識の中、腫瘤が比較的大きくなってから医療機関を受診される場合が多いのが実情です。整形外科で取り扱う骨軟部腫瘍の多くは悪性腫瘍であっても無症状(痛くない「悪性」のものも多いです!)の状態で見つかります。 ここでは我々が担当している疾患、その治療を紹介させていただきます。腫瘍クリニックでは整形外科領域(頭部を除いた全身)に発生する、脂肪や筋肉、神経、血管、骨原発の良性・悪性腫瘍やがんの転移病巣の治療を担当しています。骨・軟部原発悪性腫瘍のことを肉腫(sarcoma:サルコーマ)と言いますが、肉腫の発生する部位は多岐にわたり、またその種類も非常に多い一方、その発生頻度は低くいわゆる希少がんに含まれます (#1) 当クリニック受診の患者さんは診断がまだついていない(腫瘍が疑われた)状況で紹介いただくケースがほとんどです。外来では一般的な血液生化学検査のほかCT、MRI、PET-CTなどの画像検査を必要に応じて追加実施します。しかし腫瘍の種類や進行の度合いなどの診断を正確に行うためには、針生検や全身麻酔下切開生検を行い、得られた実際の腫瘍組織の診断を病理診断医に依頼して行う必要があります。 良性腫瘍であれば経過観察を推奨することもありますし、悪性腫瘍の場合は体に負担の少ない範囲での手術のみの場合から化学療法や放射線治療を併用して行うケースまで病状(病期)に合わせ治療方針を検討していきます。また手術困難なケースでは重粒子線治療などを提案しています。 (#1)希少がん 年間新規患者発生が10万人あたり6人未満のがんのことをいいます。肉腫は希少がんであり、一番発生頻度が高い脂肪肉腫でも10万人あたり1名程度です。
- KOSSM-JOSSM combined meeting in Seoul - 鍾路3街!
KOSSM-JOSSM combined meeting in Seoul - 鍾路3街! < Back 掲載日 2019年9月28日 KOSSM-JOSSM combined meeting in Seoul - 鍾路3街! センター病院の小林です。 すっかり秋めいてきましたがいかがお過ごしでしょうか? 今回、韓日整形外科スポーツ医学会のシンポジウムで発表する機会を頂きました。 韓国の友人、Yong-Chan Ha先生とも久しぶりの再会を果たせました!股関節鏡手術、FAI surgeryについてお互いのupdateを話せて大変有意義でした。 Yong-Chan Ha Drと。数年前の札幌JOSKAS以来の再会 学会の後はSeoulのディープタウン 題名の鍾路3街に潜入してみました。初心者にはなかなかハードルは高かったですが・・・ かなりのディープさ加減で、凄い熱気でした・・・初サムギョプサルもご想像の通りです! <Previous Next>
- 足クリニック | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
足クリニックの紹介ページです。 Home / 患者の皆さまへ / 各専門クリニックのご紹介 足クリニック / 足クリニック 当科について 下腿、足関節、足部の疾患について専門に扱っているクリニックです。 外傷後、形の悪さからくる変形性足関節症は非常に治療に難渋します。当科では装具を用いた治療はもちろん、手術治療として、脛骨下位骨切り術を施行し疼 痛の除去をはかります。また、扁平足障害、外反母趾に対する各種装具療法、手術療法等より適切と思われる治療を行っております。
- 横浜市立市民病院
横浜市立市民病院 < Back 掲載日 2020年6月17日 横浜市立市民病院 1. 【病院の特色】 1960年に開設され、2020年5月に現在の三ツ沢公園のとなりに移転しました。 病床数650床。がん診療、救急医療、感染症医療等の横浜市中核病院としての機能をもち、神奈川県災害拠点病院にも指定されています。 JR横浜駅から約2km、車で10分かからない良好なアクセスで、とても便利です。 横浜市街・みなとみらいを見下ろす高台にあり、Jリーグのホームグラウンドに隣接していますので、たとえ無観客試合でも余裕で見ることが可能です。 2. 【診療科概要】 救急では整形外科医が毎日当直していることもあり、外傷が多い傾向があります。外傷以外では主に脊椎・人工関節・関節鏡手術がメインになります。人工関節についてはナビゲーションシステムを用いており、リバース型人工肩関節も認定医が2名おり、手術を行っています。部長(竹内)は近隣の大学アメリカンフットボールチームのチームドクターをしています。 3. 【主な手術及び件数】 昨年1年間の手術は776件でした。外傷が369件、脊椎58件、関節鏡手術、肩人工関節を含む上肢・手が75件、人工関節・骨切りを含む下肢が165件、スポーツ外傷が65件でした。 4. 【診療体制】 スタッフ数 医局員8名、医局員以外2名、日整会指導医3名、リウマチ専門医1名、リハビリ専門医1名(重複あり) 当直は約3回/月、若手医師が当直中に受けた急患は、急ぎであれば電話等で上級医に相談可能です。また、毎朝のカンファランスでも皆で情報共有し、対応しています。 <Previous Next>
- 第18回日本股関節鏡研究会 最優秀演題賞受賞
第18回日本股関節鏡研究会 最優秀演題賞受賞 < Back 掲載日 2023年9月12日 第18回日本股関節鏡研究会 最優秀演題賞受賞 先日広島で開催された第18回日本股関節鏡研究会で社会人大学院として研究されている齊藤昌愛が最優秀演題賞を受賞されました! おめでとうございます! <Previous Next>
- Spine Cadaver Seminar 報告
Spine Cadaver Seminar 報告 < Back 掲載日 2019年10月2日 Spine Cadaver Seminar 報告 市大センター病院のH24年卒の井上と申します。 現在私は脊椎 グループ に所属し、東先生の熱い指導のもと日々脊椎業務の研鑽を積んでおります。 このたび、9/20-24までアメリカ カリフォルニア州 サンノゼで行われましたSpine Seminar に参加させていただきましたのでご報告いたします。 本SeminarはCadaver trainingであり、4つのエリア(札幌地区、埼玉+新潟地区、東京地区、横浜地区)に分かれ、各エリア3~4人で研修を行うものです。 横浜地区は横浜市大医局員のみで構成され、インストラクターを務められたセンター病院東先生、附属病院の坂口先生と井上の3人で研修を行いました。 9/20 日本時間夕方に成田から9時間かけて現地であるサンノゼに20日の午前に到着、その後バスで移動し、午後に企業の研究施設で研修をスタートします。 初日はインストラクターを務めます4人の先生方が各専門分野の手術手技やピットフォールなどを講義していただきました。 さすがに移動日であるために、移動の疲れや睡魔と格闘しながらも3時間ほどの講義を受け研修終了、ホテルに移動し、ディナーへ向かいます。 アメリカらしく肉中心のメニューでしたが(3日間ともに)、肉のボリュームもさることながら質もかなりよく、3日間飽きずに食事を堪能しました。 9/21-22の2日間は実際のCadaverでのトレーニングとなります。 初日は後方アプローチによる頸椎、胸腰椎の手術手技を、また2日目では前方アプローチによる胸腰椎の手術手技をトレーニングしました。 前述のとおり横浜地区は医局員のみで構成されておりますので、気兼ねなく質問もしやすく、またその場で希望を言えばトレーニング内容をフレキシブルに変更して頂けたので非常に有意義な研修内容となりました。 具体的には、初日はTES、VCRなどの手術手技、上位頸椎の後方アプローチと正常解剖の実習をおこない、2日目は胸腰椎前方アプローチと開胸手術、正常解剖の構造などを実習で行いました。 私はと言いますと、初日のTESの実習では、東先生をはじめ回り方々を凍り付かせる失態をしてしましたが、その後は気を取り直し夢中で実習に取り組ませていただきあっという間に時間が終了しました。 特に胸腰椎の前方アプローチ、並びに開胸による中下位胸椎アプローチなどはなかなか実際の臨床では経験できないもので貴重な実習となりました。 3日間の過密日程で身体的、精神的に非常にタフな研修内容でしたが、それ以上に得るものが多く貴重な経験となりました。 今回の研修参加の許可していただきましたセンター病院小林部長をはじめ、研修中にご迷惑をおかけしましたセンター病院の先生方、また本Seminarを企画していただきました企業の方々に深謝いたします。この度はありがとうございました。 <Previous Next>
- ORS紀行2020 リサクラ学生版
ORS紀行2020 リサクラ学生版 < Back 掲載日 2020年2月15日 ORS紀行2020 リサクラ学生版 横浜市立大学医学部 4 年生の北山です。 24 時のロサンゼルス国際空港でこの記事を書いています。先生方ほど面白いものが出来るか不安です。深夜の勢いで書き切ろうと思います。 そもそもなぜ学生かと申しますと…私は昨年の 4 ー 7 月に、リサーチクラークシップ ( 以下リサクラ ) の研究をセンター病院、小林先生の元で行っていました。そして今回、その研究内容を 2/9-11 にアリゾナ州フェニックスで行われた Orthopeadic research society(ORS)2020 で発表 ( ポスターとショートプレゼン ) させていただきました! というわけで小林先生から ORS の記事を担当するよう仰せつかった次第です。学生目線の海外学会旅行記をお届けいたします。 写真を振り返っているんですが、、おしゃれでかっこいいビル群。その近くに突如現れるサボテン。カントリー感満載のホテル。見るだけでおなか一杯になりそうなハンバーガーとステーキ。既に懐かしいです。 しんみりしても仕方ないので、ここで誠に勝手ながら、思い出ランキングを考えてみました。ベスト3を紹介します。 まず第三位、先生たちの消化機能・肝機能の強さです。 説明の必要はないですかね。そのままです。現地のランチは毎回特大ハンバーガーで、夜はお肉料理と地ビール。二次会もしっかり連れて行っていただきました。にもかかわらず、みなさん、特に教授は何もなかったかのように爽やかに会場にいらっしゃいました。さすが整形外科の先生。オンオフの切り替えが素晴らしかったです。 そして第二位はアメリカの病院の綺麗さです。 最終日の自由時間に一人で現地の病院を見学しに行きました。外見はさることながら、内装も素敵でホテルの様でした。案内板を見ていると、あるドクターに話しかけられました。手には 1 本の白いバラ。訳を聞くと、その日退職なさったそうです。後で調べてみたら、白いバラには「心からの尊敬」という意味があるんですね。明らかに場違いであろう私に何か困ってる?と言ってくださる方なだけあって、部下からも尊敬されていのかなあ、、、と心が温まりました。こんな職場で働きたいなあと思いました。 第一位登山ならぬ登岩です。 某テーマパークのビックサンダーマウンテンといえば容易にイメージしていただけるかと思います。学会の合間に先生方と登っきました!先生方は学会期間中の朝もランニングされているというだけあって圧巻の体力。私はついていくのに必死なうえに途中で雨が降って、正直ヘリで迎えに来てほしくなりました。しかし頂上からの景色は最高でした!オーラル発表を控えて少し緊張していたのですが、自然の大きさを見たらそんなの吹っ飛びました。 これで旅行記は終了です!と行きたいところですが、今回の本来の目的、 ORS もしっかり振り返りましょう。 私は、学会はおろか、研究も始めてでした。そんな私が、海外のリサーチャーの前でプレゼンし、意見を交換することはそう簡単ではありません。しかしこの ORS に参加して、言語は手段に過ぎないと感じました。研究に対する熱意やその内容に言語は関係ありません。だからこそ、単なる手段の英語を操れないせいでうまく議論できない自分にはもどかしさを感じました。今後は、医学を英語で学び、伝えられるようになりたいです。 また、女性の強さも印象強かったです。相手を尊重しながらも、自らの研究や意見に自信を持っている。そして男性陣と対等に意見をぶつける。その姿はとても輝いて見えました。私も近づけるよう努力します! 最後になりますが、この貴重な体験は、整形外科学教室のご支援がなければできませんでした。長い間指導してくださった小林先生、東平先生。リサクラ期間優しく接してくださったセンター病院の先生方。出発前から現地の行動までサポートしてくださった稲葉教授をはじめとした医局の先生方。事務を引き受けてくださった佐治さん。そのほか、今回の学会参加にあたり協力してくださった方々。みなさんにこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました ! これで本当に旅行記は終了です。 とりとめもない文章をここまで読んでいただきありがとうございました。皆さんも自然あふれるフェニックス、ぜひ行ってみてください! プレゼンテーション ポスター発表! Yokohama Night ロッククライミング 学会会場にて <Previous Next>
- 大腿骨骨切り術 (コンピューター支援下手術) | 横浜市立大学整形外科学教室 | 横浜市金沢区
大腿骨骨切り術 (コンピューター支援下手術)の詳細ページです。 Home / 患者の皆さまへ / 股関節クリニック / 大腿骨骨切り術(コンピューター支援下手術) 大腿骨骨切り術 ( コンピューター支援下手術 ) 1. 大腿骨頭回転骨切り術、大腿骨内反骨切り術の概要 大腿骨頭回転骨切り術(RFO)・大腿骨湾曲内反骨切り術(CVO)は主に大腿骨頭壊死症に対する関節温存骨切り術で、大腿骨近位部を骨切りして、大腿骨頭の健常部を荷重部に移動させる手術です。 RFOは頚部を軸に大腿骨頭を前方もしくは後方に回転させることによって健常部を新しい荷重部とする方法です(図1 )。CVOは大腿骨近位部を円弧を描くように骨切りを行い、お辞儀をするように骨頭をずらして健常部を新しい荷重部とする方法です(図2 )。いずれも手術は全身麻酔で行い、手術時間はRFOは3時間、CVOは1時間半程度の手術で、出血量はRFOで500ml、CVOでは200ml程度です。従来は術中に透視画像を参照しながら骨切りを行っていましたが、近年では寛骨臼回転骨切り術と同様にナビゲーションを用いて正確な骨切りを行うことができます。 図1 大腿骨頭回転骨切り術 図2 大腿骨湾曲内反骨切り術 2. 大腿骨頭回転骨切り術・大腿骨湾曲内反骨切り術の適応 大腿骨頭壊死症で以下の条件を満たす症例が適応となります。 ① 寛骨臼側に軟骨が残存している。 ② 術前計画において健常域が術後荷重部の34%以上を占めている。 術前計画で健常域が荷重部の33%以下の場合は術後成績が悪いため大腿骨頭回転骨切り術の適応はありません。 RFO、CVOの術式の選択は壊死部の位置によって判断しますが、術後の健常域による荷重部の占拠率が同程度の場合はより侵襲の少ないCVOを選択します。RFOにおける骨頭回転の方向も壊死部の位置によって決定します。具体的には荷重部壊死部が大腿骨頭前方に位置する場合は,後方に残っている健常部を荷重部に移動させる前方回転,壊死部が中央から後方に位置する場合は,前方の健常部を荷重部に移動させる後方回転を選択します。最近ではCT3次元構築画像を用いて綿密な術前計画が可能となりました。(図3、4 ) 図3 大腿骨頭回転骨切り術のCTを用いた3次元術前計画 図4 大腿骨弯曲内反骨切り術のCTを用いた3次元術前計画 3. 手術の流れ 大腿骨頭回転骨切り術(RFO) 手術は全身麻酔で横向きに寝た状態で行います。大腿部外側に体軸に平行な約13cmの縦に切開をおきます。大転子(大腿外側のでっぱっている部分の骨)を付着している筋肉(中殿筋・小殿筋)を温存したままノミで切離します。 中殿筋を頭側に持ち上げ、関節包を輪状に切開した後、術前の計画通りの骨切りを行います。その際に大腿骨頭を栄養する血管の損傷に十分注意します。骨切り後大腿骨頭を回転させ、金属プレートで固定します。回転により血行障害をきたす場合もあるので,術中は中枢骨片からの出血を確認しながら回転角度を調節します。その後、ノミで切離した大転子をもとの位置に戻し、ケーブルワイヤーで固定します(図5 )。 図5 大腿骨頭回転骨切り術のCTを用いた3次元術前計画 大腿骨湾曲内反骨切り術(CVO) 手術は全身麻酔で横向き寝た状態で行います。大腿部外側に体軸に平行な約10cmの皮切をおきます。股関節後方から大腿骨近位部を展開し、大腿骨近位部をガイドもしくはナビゲーションガイド下に円弧を描くように骨切りし、大腿骨の近位部がお辞儀をするように術前計画通りに移動させプレートで固定します。(図6 ) 図6 大腿骨弯曲内反骨切り術 術前、術後 X線像 4. 術後リハビリテーション 大腿骨頭回転骨切り術(RFO) 術後1週から車イス乗車を許可し、免荷歩行訓練を開始します。術後3週より1/6部分荷重を許可し、術後4週で1/3部分荷重、術後5週でMRIもしくは骨シンチグラフィを撮影し骨頭に血流があるのを確認した後に1/2部分荷重歩行として両松葉杖使用にて退院を許可します。 退院後は、術後8週での外来受診時に画像上問題なければ全荷重歩行を許可しますが、術後1年は一本杖歩行を推奨しています。術後2年で骨 片を固定するために使用したインプラントを抜去します。 大腿骨湾曲内反骨切り術(CVO) 術後1日から車イス乗車を許可します。術後の荷重スケジュールはRFOよりは早く、術後2週より1/3部分荷重を許可し、術後3週で1/2部分荷重として両松葉杖使用にて退院を許可します。退院後は、術後8週での外来受診時に画像上問題なければ全荷重歩行を許可し、術後1年で骨片を固定するために使用したインプラントを抜去します。 5. 手術にともなうリスク、合併症 一般的な合併症として、出血、手術部位感染、神経麻痺などがあります。本手術を受ける方は大腿骨頭壊死症の原因となった疾患に対してステロイドを使用している例が多く、感染症には十分に注意する必要があります。 また特にRFOの合併症として大腿骨頭を栄養する血管の損傷があげられます。大腿骨頭への血流が損傷によって途絶えると術後大腿骨頭は時間をかけて骨切り部から体に近い部分が壊死します。損傷の有無を確認するため術中は切離した大腿骨頭の骨切り部から出血の有無を確認し、術後は5週で骨シンチグラフィーを行います。シンチグラフィーで大腿骨頭に取り込みがなかった場合は術中あるいは術後に栄養血管が損傷された可能性が高く、術後1年以内に大腿骨頭が圧潰し人工股関節全置換術に移行せざるを得ない場合があります。 さらにRFOでは手術部位を操作するうえで大腿骨の大転子部(大腿外側のでっぱっている部分の骨)を切離して、再度スクリューで固定するため、荷重スケジュールが守れなかった場合は大転子の骨切り部が離開してしまう可能性があるため医師から指示された荷重スケジュールを厳守する必要があります。 各種手術方法の詳細へ戻る 股関節クリニックTOPへ戻る
- ISAKOS2019 in Cancun
ISAKOS2019 in Cancun < Back 掲載日 2019年5月24日 ISAKOS2019 in Cancun 夏のような暑さですがみなさんいかがお過ごしでしょうか?センター病院の小林です。 暑さといえば先日のメキシコ・カンクンも相当な暑さでした・・・2年に1度開催される関節鏡・スポーツ整形外科の国際学会、ISAKOSに参加してきたのです。まず驚かされたのがメキシコシティでの乗り継ぎでのトラブル、空港では遅延、欠航便が相次ぎ騒然とした雰囲気でありさすがメキシコという感じでした。疲労困憊でしたがなんとかカンクンに深夜2時過ぎに到着。翌日から学会参加となりました。 同行した大学院生の東平先生は口演発表!そしてなんと股関節鏡の世界的権威、Dr Byrdの隣に座りディスカッションタイム!!! とても貴重な写真が撮れました。さぞ緊張したことと思います。 ISAKOSは膝関節が中心ではありますが股関節鏡のセッションも多く組まれており、最新の知見を得ることができました。産業医大の内田宗志先生とも久しぶりに食事をご一緒することができ色々お話できてよかったです。ありがとうございました! 今後もセンター病院では股関節鏡手術をはじめ肩関節、膝関節の関節鏡手術にも積極的に取り組んでいきたいと思います。 左から2番目、東平先生 その右、Dr Byrd <Previous Next>
- 国内からの留学生受け入れ助成
国内からの留学生を受け入れることで外部との交流を促進し、教室の発展に繋げていくため、国内からの留学生の滞在経費を支援することとする。 Home / 横浜整形外科研究推進機構 / 助成金案内 < Back 国内からの留学生受け入れ助成 一般社団法人 横浜整形外科研究推進機構 2025年度 国内からの留学生受け入れ助成 申請要項 1.趣旨 横浜市立大学整形外科学教室に国内からの留学生を受け入れることで外部との交流を促進し、教室の発展に繋げていくため、国内からの留学生の滞在経費を支援することとする 2.申請者資格 横浜市立大学整形外科学教室の研究指導者の立場にある者 3.助成額 1~3カ月は15万円、4~6カ月は30万円、7カ月以上は50万円 4.申請手続き (1)申請方法 所定の申請書を横浜整形外科研究推進機構のウェブページかダウンロードし、 必要事項を記入のうえ、当機構事務局までEメールまたは郵送にてご送付ください。 (2)申請期間と期限 申請は随時受け付け、最終締め切りを 2027年2月末日(厳守) とする 5.審査ならびに結果の通知 (1)選定委員会における審査に基づき、採否を決定します。 委員長 稲葉 裕 (代表理事) 委 員 松宮 是哲 (理事)、 中澤 明尋 (理事)、 紺野 勉 (監事) (2)結果通知 採択結果は、メールにて採択者へ直接通知します。 6.申請書類の送付先ならびに問い合わせ先 一般社団法人横浜整形外科研究推進機構 事務局 〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9 横浜市立大学整形外科医局内 E-mail seikei_k@yokohama-cu.ac.jp ■申込書 こちらをダウンロードしてご利用ください。 国内からの留学生受け入れ助成_申請書2026 .docx ダウンロード:DOCX • 22KB <Previous Next>
