ORS(Orthopeadic research society)参加報告
- 整形外科 横浜市立大学
- 4月30日
- 読了時間: 3分
初めまして。横浜市立大学医学部4年の後藤悠介です。この度アメリカで行われた学会に参加させて頂きました。この場をお借りして報告させて頂きます。
初めに、少し自己紹介します。
2021年山形東高校卒業、その後、横浜市立大学に入学。部活は、小学3年からサッカーを続けていたこともありサッカー部に一度入りましたが、1年で辞め、その後はダンス部で活動しています。ありきたりではありますが、怪我で整形外科にお世話になることが多く整形外科に興味を持ちました
そこで4年次の1学期に行われるリサーチクラークシップという制度で整形外科の研究室を希望し、研究に携わらせて頂きました。
リサクラ(リサーチクラークシップ)で研究をするまでは、研究とは無縁な学生生活で、大変多くの学びがある期間でした。自分が興味を持っている分野ということもあり、積極的に楽しみながら取り組めました。時には厳しいお言葉を頂くこともありましたが、そのおかげで今まで頑張れたのだと思います。ご指導してくれた先生方、ありがとうございます。
さて、この度参加したORS(Orthopeadic research society)ですが、アメリカでの学会ということで胸を膨らます一方、英語での抄録作成、ポスター作成など英語があまり得意でない自分には難しいものも多くありました。ですが、今思えば学生である自分にとってとても貴重な経験だなと感じます。
ORSは毎年開催される都市が変わるそうですが、今年はアリゾナ州のフェニックスという都市で行われました。メキシコに近く、2月中旬ですがジャケット1枚あれば十分な過ごしやすい気候でした。また、少し郊外に行くと広大な砂漠が広がっていて、日本ではみられない光景がありました。

バスの車窓からの景色
今回、自分を含めて学生は3人ORSに参加しました。英語が上手で頼れるキムさんと、ラグビー部の背が高い横田と自分の3人です。ポスター発表でしたが、2人とも堂々と質疑応答していてかっこよく、同期として刺激をもらいました。


ORSを通して楽しかっただけでなく、自分の未熟さを実感しました。ORSで他の学生も何人かポスター発表を行なっていましたが、見事に質疑応答している姿が印象的でした。自分の研究を伝えるための英語力、研究の隅々まで言語化できる理解力、どれも今の自分には足りていないものだなと感じました。この貴重な経験を活かして、今後の学生生活、医師としての生活を大事にしていきたいと思います。

横浜市大病院から参加した教授をはじめとする先生方の写真で終わりにしたいと思います。
右も左もわからない自分を丁寧にご指導してくださり、大変貴重な経験をさせてくださった先生方、本当にありがとうございました。