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留学生通信 子島 俊太郎 【第1回】

~本日より子島先生からのドイツ留学記を3回に分けてお届けします~


 

 平成25年 (2013年)卒の子島俊太郎と申します。2022年4月よりドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州のジーゲンという街にある、Jung-Stilling Krankenhausという病院に滞在しておりました。ジーゲンは人口約10万人の街で、フランクフルトやケルンといった都市まで電車で約1時間半の場所に位置しています。

行きの機内から。ロシア上空を避け、北極の方から15時間かけてフランクフルトへ。

腰が痛くなりました。


フランクフルト中央駅


ジーゲン駅


 

 病院は約600床で、ヘリコプターで外傷患者が多く搬送されてきます。整形外科の医師は若手含め15人程度で、形成外科医も同部門に2人所属しております。また、ドイツでは医療スタッフが不足しているらしく、当院に勤務している医師の半数以上が外国人、特に一般外科においては全員が外国人医師という日本とは大きく異なる状況でした。

病院 (左)と寮 (右)


整形外科の先生達



 私は平成27年に入局、関連病院で勤務後、平成30年より附属病院で人工膝関節置換術や膝周囲骨切り術など、膝関節の変性疾患に対する手術を中心に行ってきました。その中でも、特に膝周囲骨切り術に対して強い興味を持っておりました。その理由として、関節内を直接触ることなく環境を改善できることに興味を持ったこと、骨を切って形を変えて固定するという単純なコンセプトながら、その中にたくさんのコツやピットフォールが存在すること、膝周囲骨切り術を理解するためには、人工関節や関節鏡等、幅広く勉強する必要があること、当時DLO, DFOなどの手術が日本に導入され、今後盛り上がっていくことが予想されたことなどが挙げられます。一方、外来等で、より複雑な病態の患者さんをみることが増えるにつれ、自分の膝関節疾患に対する理解や手術技術を向上させる必要性を感じていたので、今回、海外でさらに勉強する機会を得られたことは幸運でした。


(第2回へつづく)



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