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整形外科 横浜市立大学

整形外科を目指している女性医師の先生へ

皆さんには整形外科に対してどのようなイメージがありますか?


多くの人が整形外科の先生を想像するとき、屈強そうな男性医師を思い浮かべるのではないでしょうか。実際に整形外科医の90%以上は男性です。


私は、学生時代にテニスを通して、世の中には体を動かすことを楽しんでいる女性がとても多くいることに気がつき、競技レベルが上がるにつれて身体能力だけでなく設備や環境にも男女差が大きく出ることを実感しました。


医師としての進路を決める際には、男性優位ともいえるスポーツの世界において、身体や生活のことをなんでも相談できる女医さんになれたらいいなと感じたことが決め手となり、整形外科を選びました。


現在、整形外科医になって1年が経ちました。

まだまだ目の前のことをこなすのに精一杯の毎日ですが、外来や病棟、手術などで患者さんと接して感じることは、女性患者さんならではの思いに対する対応や細かな業務の面では、女性医師の立場を生かしやすいということです。


整形外科の患者さんには、老若男女の幅広い層の方がいらっしゃいます。

身近に優しくて素敵な男性医師が多くいる中で、患者さんやご家族に「女医さんがいて良かった!」と仰っていただけることはとても嬉しく、大きなやりがいにつながっています。


男性陣が集結して行う工事現場のような手術が印象的な整形外科ですが... それは仕事の一部であり、実際の診療や専門分野は多岐に及ぶため、生涯にわたって仕事を続けるには工夫をしやすい診療科です。

横浜市立大学は多くの関連病院を有することもあり、働き方の選択肢が豊富で、誰にとっても自分を生かす方法を探せるところだと思います。


私自身、これから先の数十年間でどのような分野の勉強をしていくことになるのか、とても楽しみです。


男女問わず、もっともっと医局の仲間が増えますように...!

もし進路に迷っている方がいたら、いつでも遠慮せずご連絡ください。

引き続き、健康に気をつけて皆様に整形外科の魅力を伝えていけるよう、日々精進して参ります。

今後ともよろしくお願い致します。


平成29年 横浜市立大学卒 吉田 沙織


(写真) 右:筆者   写真は、ドラマのロケ地として有名な当院の渡り廊下にて、留学生のDr. Yangに撮ってもらいました。(写真) 右:筆者 写真は、ドラマのロケ地として有名な当院の渡り廊下にて、留学生のDr. Yangに撮ってもらいました。

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